雨水貯留浸透桝
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23【表4 OK式浸透桝の比浸透量Kf(m2)】OKZ-360OKZ-4500.6557.6701.21013.030【表5 OK式浸透桝の単位設計貯留量Q2(m3)】比浸透量(Kf)1段設計水頭(m)比浸透量(Kf)2段1段勾配無2段貯留量(Q2)1段勾配有2段例:設置浸透桝を[表4]のOKZ900一段積みの条件でKf=20.61(m2)とし、[2.a]の[表3]飽和透水係数Ko=0.5(m/hr)で求めます。 基準浸透量Qf=0.5×20.61=10.305(m3/hr)地下水位の係数=0.9、目づまりの係数=0.9を基準浸透量への影響係数として取り扱うのが一般的である。影響係数C1=0.9×0.9=0.81前記(2)式のQ1=C1・Qfより単位設計浸透量を求めます。例:OKZ900一段積みQf=10.305(m3/hr)、影響係数C1=0.81とし、計算します。例:よって単位設計浸透量Q1=8.347(m3/hr)となります。単位設計貯留量Q2は浸透桝1基当りに設計上とる貯留量で、設置浸透桝および浸透施設の置換え材の空隙率を考慮して計算します。 [図3]の標準設置図を基準にOK式浸透桝の単位設計貯留量Q2を[表5]に表します。例:OKZ900一段積み(勾配無)の条件でQ2=1.382(m3)となります。単位設計処理量Vは[2]で求めた単位設計浸透量Q1と[3]で求めた単位設計貯留量Q2をもとに計算します。V=Q1+Q2………(3)例:OKZ900一段積みの条件でQ1=8.347(m3/hr)、Q2=1.382m3となり(3)式により求めます。よってV=9.729(m3/hr)となります。設置桝名称設計水頭(m)OKZ-3000.5405.5600.9508.860設置桝名称貯留量(Q2)OKZ-3000.1020.1890.1460.3360.5606.1201.02010.060OKZ-360OKZ-4500.2060.1290.4020.2490.2830.1790.6950.432OKZK(H300)0.5807.9700.88011.050OKZK(H500)0.78010.0001.28015.470OKZ-600OKZ-900OKZ-12001.35026.5502.35040.7501.28015.7302.28025.200OKZK(H300)OKZK(H500)OKZ-600OKZ-900OKZ-12002.3200.7344.3001.3622.9991.1396.5572.8370.2220.3590.2890.5230.3130.5430.4400.9131.31020.6102.31032.3601.3822.5711.9084.398製品の浸透試験、噴流状況OKZ-15001.35031.9202.35048.340OKZ-20001.50044.1702.50064.000OKZ-15003.4306.3794.2208.973OKZ-20006.37911.0687.29614.6683.単位設計貯留量4.単位設計処理量c.影響係数(C1)d.単位設計浸透量(Q1)m3/hrの計算

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